天才【野口英世】を支えた男!天才をつくるには理解者が必要なんです!

野口英世(のぐちひでよさんは誰もが知っている、というか誰もが持っている「¥1000札肖像画」のお方ですよね。

お札の肖像画に抜擢されるくらいですからもちろん凄い事をやってのけたお方です。
細菌学の研究をし、ノーベル賞候補にも選ばれ、数々の栄典や称号を持っているお方なのです。称号が難し過ぎて凄さしか伝わりませんが。

しかし、このような凄いお方にも学生時代という下積み時代はもちろん存在しますよね?
「おぎゃー!」の時点でノーベル賞候補な分けはないです。

この野口さん、学生時代は本当に破天荒なお方なんです。成功しているからこそそう言われるのかもしれませんが、「天才と破天荒」は紙一重なのでしょうか?

まず始めに、野口英世さんのお父さんは酒好きの怠け者で、野口家の貧困に拍車をかけます。しかし悪いお方ではなく、その逆で周りからは好印象な人物であったというのを念頭に入れておいて下さい。

ではまいりましょう。

※歴史上のことなので諸説あります。

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医師を目指すようになったきっかけ

明治9年に福島県で誕生。

1歳の時に、お母さんの不注意で英世くんは囲炉裏に落ちてしまい左手に大火傷を負ってしまいます。これは有名ですね。

そのため、農作業が難しくなりお母さんは学問の道に進ませます。

破天荒な出来事が1つ。
英世くんは長男だったのですが、姉がいまして、その姉に向かって、

「僕は家を継がない!姉さんが婿を取り継いでくれ!あの家を継ぐくらいなら死んだ方がましだ!」と川に飛び込む寸前でした。

破天荒というか、わがままというか、手に負えない子ですね。

小学生の時にお医者さんを志す出来事が起こります。

左手の不自由さを嘆く作文が、教師たちや同級生の同情を誘い、なんと手術費用の募金が集められたのです。
そしてついに募金は集まり、アメリカ帰りの医師の元、手術に成功することが出来ました。完治までとはいかなくとも指が使えるようにはなったと言います。

これはもうお父さんの血筋第一弾ですね。周りから好印象を与える「世渡り上手戦法」ですね。

英世さんが生涯、迷惑をかける人物との出会い

小学校卒業後、手術をしてくれた医師の元で住み込みで働きながら医学を勉強します。

そしてこの時に、6歳年上の高山高等歯科医学院の講師・血脇守之助(ちわきもりのすけさんと出会うことになります。
このお方が本当に英世さんに振り回されてしまうお方なのです。可哀そう過ぎます。

20歳頃、小学校の時の教師から40円(80万円)を借りて上京します。
しかし、わずか2カ月足らずでお金を使い果たしてしまいます。原因はお父さん譲りの女遊びやギャンブルなんですね。第二弾です。

住む所を無くしますが、血脇さんに頼み込み内緒で宿舎に居座ります。

さらにドイツ語を習うために夜学に通いたいと考えるがお金がないため、またまた血脇さんが登場!
自分の学費を血脇さんに払ってもらうために、血脇さんを英世さんの策で昇給させ、学費を払ってもらうことに成功!

ここで血脇さんが一言、「君のおかげで昇給したよ!」めっちゃいい人。

そして英世さん世渡り上手。お父さんの血筋です。

さらにさらに、医学の独学が難しくなり学校に通うことになりますがまたまた学費問題。またまたまた血脇さん再登場!
血脇さんに策を与え、今度はついに血脇さんは病院の経営を任せてもらえるまでになり、英世さんも学費が払えたそうです。

ここで血脇さんが一言「君のおかげで経営を任せられたよ!」って言ったとか言わないとか。

そして21歳で血脇さんのおかげもあり、無事医師免許を取得しました。

しかし、開業資金もなく、左手も患者に見られたくないと医師は断念。なんとあっさり。
学者の道に転向します。行動力は尋常ではないですね。天才とは行動力です。

名前を無理矢理変える!?

この頃、流行していた小説を知人に勧められます。

その小説の登場人物の中に「野々口精作」という、言葉巧みに借金を繰り返し、自堕落な生活をおくる男が登場します。

何を隠そう「野口英世」さんの本名は「野口清作」といい、95%くらい同じと言っていいほど名前も生活も一緒だったんです。
英世さん、いや清作さんはこの人物のモデルではないかとからかわれたくないと改名を決意します。生活を変えるのではなく、名前を変えるのですね。天才の発想です。

名前を変えるのとても難しいのだが、別の町に住んでいた「清作」という人物を、自分の生家の近くに住む「野口家」に養子に入ってもらい、同じ町に「野口精作」が2人居るのは紛らわしいという理由で名前変更に成功しました。「別の町の清作さん」が一番の被害者?

世にすぐれるという意味を込めて「野口英世」となりました。そして名前の通りになっていくのですね。名前って大切。

最後まで血脇守之助さんに迷惑を!

アメリカ留学をしたい英世さんは、その時知り合った女大生・斎藤ます子さんとの婚約を決め、婚約持参金300円(600万円)で渡米しました。

もちろん渡米後、ます子さんから「結婚はまだですか?」と催促されますよね。

その度に、「研究が忙しい」と返事を返します。

というか、英世さんは結婚する気はさらさらなかったらしいですね。しどい…。

そしてここでも血脇守之助さんが再々登場!

この婚約持参金300円を代わりに返してくれたのです。そして婚約を破棄しました。

しかも、血脇さんが準備してくれた留学資金500円(1000万円)を遊びで使い切ってしまうってことも以前にあったのです。お父さんの血筋です。
これにはさすがの血脇さんも呆れましたが、再度金貸しからお金を工面しています。

一体なぜに血脇さんはここまでしてくれたのでしょうか?

それは単純に「野口さんの才能に惚れ込んでいた」のです。

「金の切れ目が縁の切れ目」と言いますが、それさえも超えた関係だったのでしょう。想像がつきません。

この良い人、血脇守之助さんというお方は歯科医師で、日本歯科医師会会長にもなってしまう立派なお方なのです。

血脇さんがアメリカを訪れた時に、英世さんは大喜びで何日間も案内して回っています。

「君が若い頃は色々世話をしてあげたが、今度は大変世話になった。これでお相子だな。」と語っています。

英世さんも「私は恩を忘れるようなことは絶対しません。」と答えています。

本当に良い関係のお2人だったのですね。

まとめ

天才の陰にはやはり良き理解者がいるものですよね。

それによって天才さんは己のやりたいように突き進んでいけるものです。

天才の方は良き理解者に出会えるか。

天才に出会った方はどこまでその方を信じることが出来るか。

出会いって本当に大切ですね。

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